カタチ・コトバからみる
『親のこころ・子のこころ』     
2006. 6 . 18 〜25


親が子を殺し、子が親を殺す

考えられないようなニュースが毎日のように流れています。
いま,子供を取り巻く環境は・・・
コンビニで弁当を買い、家族の誰とも顔を合わせず部屋にこもり、
携帯電話で安易に他人とつながり、インターネットで世界とさえもつながる時代。
形式上の衣食住が[]であっても成り立ち、
家族である意味を見出しにくい現代だからこそ、『家族・親子が互いを想う心』をもう一度見つめ直したい。
そんな気持ちで、今回の企画をいたしました。どうぞ ご高覧くださいませ。



カタチからみる【
親のこころ・子のこころ】 建築(鼓座総合計画事務所)
「こころ豊かに育ってほしい」その想いを
『建築』というカタチで回答するとしたら・・・。
子ども達が毎日をどんなふうに過ごすかは
『家の間取り』である程度 仕組むことができます。
何気なく過ごすその毎日が、
将来のわが子達をカタチ作っていくのです。


■子どもに鍵のかかる個室は要らない
■互いの気配を感じる空間 
■家族が自然と集まってくる仕掛け


カタチからみる【
親のこころ・子のこころ】 食育
(あい・わあく 小川朋世)
「すこやかに育ってほしい」その想いを『食』から考え、
子育てをしながら発信し続ける人がいます。
試行錯誤しながらも、子ども達や、その母親達に
「食と健康」を伝えようとする手づくり新聞やグッズをご紹介します。

■食育とは自分の身体を知ること。
■食育とは食の現在知ること。

■食育とは 生命のリレー。




コトバからみる
【親のこころ、子のこころ】 俳句(阿部静雄)

離れて暮らす親を詠む、都会に出てゆく子を詠む、
身近で支えてくれる妻や夫を詠む。
どんな時代であっても、家族を想うこころは変わずにいてほしい。
そんな願いを七夕の短冊に込め空間にちりばめました。




コトバからみる【
親のこころ、子のこころ】 わらべうた
(ひふみよ)

向かいあって、手に触れて、ほほに触れての〔わらべうた〕。
親が子を、姉が弟を想い、見つめ合いながら流れていたゆったりした時間を
感じていただけるような〔わらべうた〕をいくつかご紹介します。